【番外編】車の名義変更は自分でしましょう

こんにちは むむむです。

しばらくブログが書けませんでした(汗
できるだけ書いていこうと再度決意しています。

自動車の名義変更を行いました

どうしてそうなった

むむむは、1台車を所有していますが、お子達の習い事などで、奥さまと車の取り合い譲り合いの頻度が多くなってきました。
中古車を中心にセカンドカーを探していたところ、お父上が、11年乗った車を乗り換えるというところで、下取りに出すのをやめてもらって、譲ってもらいました。
ただし、お父上からいただいたので、名義はお父上、ではなく、(現金一括で買っているのに)ディーラーになっており、しかも、お父上とむむむは住んでいる県が異なりますので、ナンバープレートも変えないといけません。
お父上の名義のまま、税金も保険もお父上にお願いするということもありますが、いっぱしの大人となるためには、自分の甲斐性でやっていかなければいけません。

何をすればよいか

もともとの車の所有者はディーラーです。実際にはお父上なのですが、車検証上はそうなっています。
で、新しい所有者はむむむです。なので、ディーラーからむむむへ、所有者の変更が必要です。
所有者の変更には、移転登録の手続きが必要になります。

自動車検査・登録ガイド

手続きはどこで?

さて、手続きはどこでしたらいいでしょうか?市役所?警察署?いいえ違います。
お住まいの地域を管轄する運輸支局で手続きします。
もしかすると聞いたことない人がほとんどかもしれません。あまり行く機会もないですものね。
でも、もしかするとお世話にはなっているかもしれません。車の車検はここで行うのです。
例外として、ディーラーなど、指定工場では運輸支局の変わりができるので行かないこともありますが。

手続きに必要な書類は?

移転登録に必要な書類は以下の通りです。

  • 譲渡証明書(新旧所有者を記入して旧所有者の実印を押印)
  • 自動車検査証(車検の有効期間のあるもの)
  • 旧所有者の印鑑証明書(発行後3ヶ月以内のもの)
  • 旧所有者の委任状(代理人による申請を行う場合は実印を押印、本人が直接申請するときには不要)
  • 新所有者の印鑑証明書(発行後3ヶ月以内のもの)
  • 新所有者の委任状(代理人による申請を行う場合は実印を押印、本人が直接申請するときには不要)
  • 新所有者の自動車保管場所証明書(概ね1ヶ月以内のもの)
  • 申請書(OCR シート第1号様式のダウンロードはこちら)
  • 手数料納付書(自動車検査登録印紙を添付)

この中で、新所有者の委任状は、自分自身で行うので不要になります。
また、申請書、手数料納付書は、運輸支局にありますので、当日記載すればOKです。
譲渡証明書、旧所有者の印鑑証明書、旧所有者の委任状は、旧所有者に用意してもらう必要があります。
今回はディーラーですから、事前に用意してもらいました。
自分の印鑑証明書は、当日の朝に役所で取得です。300円なり。

さてさて、一番の問題が新所有者の自動車保管場所証明書になります。

車庫証明

新所有者の自動車保管場所証明書 ってなに?

車庫証明っていうと聞いたことある人いるでしょうか?車は駐車する場所が決定していないと所有することができません。
その駐車する場所は、借りた場所つまり月極めの駐車場でも、自身の土地でもかまいません。
じゃ、うちは場所あるからオッケーと思っている人はちょっと待って。それを証明してもらう必要があります。

誰が証明してくれるの?

結論から言うと証明者は警察です。
で、どのように証明してもらうかというと、駐車場の住所を管轄する警察署に申請を行います。
ここでも必要書類が発生しますが、むむむは警察署でいただきました。
申請書類2セット(書き損じ用含む)+書き方の紙をいただきました。
各内容は、車検証を見ながら書けば難しくないでしょう。地図はグーグルマップを利用するのがお手頃です。

基本的に証明書が出るまで数日かかります。むむむの提出先は平日中2日でした。金曜に出して、水曜日に発行という感じです。
愛知県の場合、申請時に2200円、受け取り時に500円かかりました。総額2500円なり。

移転登録

さてさて、一日お休みいただいて移転登録に行ってきました。運輸支局は平日しか開いていないのです。
午前中に到着し、申請書、手数料納付書を記入します。
相談窓口があるので、そこでチェックを受けて、提出窓口に出しました。
登録手数料500円分の印紙が必要です。(運輸支局内に売ってました。)

しばらくすると、さくっと新車検証が発行されました。
この時点で新しいナンバーもわかります。今回、希望ナンバーにしなかったので、その時の順番で割り当てになりました。
しかし、ナンバープレートはまだもらえません。

ここでひとつ手続きが必要になります。
運輸支局内には、県税事務所の駐在室があるようです。ここで自動車税自動車取得税の申告をします。
今回、むむむが譲渡を受けた車両はなかなかの年代でしたので、取得税は発生しませんでした。
しかし、新しい車や、高額の車の場合は税金がかかってきます。

さて、税金の処理も終わりましたら、ナンバーを受け取りに行きます。
この時、旧ナンバーを車から取り外しても持っていき、廃棄場所で、廃棄証明を受け取ります。(シールが一枚でてきました)
旧ナンバーを外す時には封印がありますが、がっつり破いて外してください。

新しいナンバーを受け取り、車両に取り付けします。受け取り時に1800円支払いました。
国土交通省のページには約2000円との記載。うーん あいまい(汗。

新しいナンバーを取り付けたら封印場に行き、車体番号とナンバーを確認してもらって、封印。
これで移転登録は完了です。

まとめ

約半日で移転登録ができました。
費用としては、総額5500円でした。
ちなみにディーラーに聞いたら移転登録のみで手数料は25000円(車庫証明別)とのことでした。
ネットで見てみても、20000円~30000円。車庫証明を入れると40000円というのが多そうです。
(上記の5500円が含まれている場合も別の場合もあるようです。)

とすると、なかなかのコストパフォーマンスが得られたのかなと思います。
半日で数万円は大きいですね!
あまり頻度のあることではないですが、案外個人でも作っとできてしまうので、もしこのような事態になったらぜひ試してみてください!

注意:新車登録時は運輸支局に自走で車両を持っていけないと思うので、「自分でやるからいい」とか言って、ディーラーを困らせないでくださいね。